「やんばる」地域内【大宜味村 根路銘海岸(めろめかいがん)】
「やんばる」とは、おもに名護市以北の沖縄本島北部のことを指します。特に国頭村(くにがみそん)や大宜味村(おおぎみそん)、東村(ひがしそん)からなる「やんばる3村」と呼ばれるエリアは、面積の約80%が常緑広葉樹に覆われ、やんばる国立公園に指定されています。世界自然遺産に登録されたエリアは、やんばる3村にまたがる脊梁山地帯で、ここには沖縄本島最高峰となる標高503mの与那覇岳(よなはだけ)、伊部岳(いぶだけ)など200〜500m級の山々が連なっています。登録区域の面積は約7721haありますが、自然保護の観点から立ち入りが制限されている場所もあります。