識名園 (しきなえん)
庭園は世界中どこに行ってもその国独特のものがあります。
沖縄にもそのような庭園があり、識名園(しきなえん)と呼ばれています。
識名園 (写真引用:ウィキペディア)
識名の御殿とも、また首里城の南にあることから南苑とも呼ばれており、
中国の様式と沖縄独自の様式の折衷様式で建築されている珍しい庭園と言えるでしょう。
識名園は1799年に造営された
琉球王家最大の別邸で、琉球王家の人々の保養や、外国使臣の接待などに利用されました。
第二次世界大戦でほとんどが消滅した後、現在は復元されています。
2000年には国の特別名勝に指定され、同年12月には世界文化遺産に登録もされました。
識名園のある場所は那覇市字真地421-7。
那覇空港から車で約15分という近さです。最寄のICは那覇ICで、そこからならばたった3分なのです。
例えばタクシーを利用するとしても、
中型車で約1700円〜2000円、小型車なら1500円〜1700円の範囲内でしょう。
識名園はこのアクセスの良さと歴史的意味合いから、
現在では観光地としてだけではなく、結婚式場として利用されることもあるのだそうです。