久米至聖廟(くめしせいびょう)
沖縄には本州の人にはあまり知れていない観光地もあります。
たとえば、久米至聖廟などはそれらの一つではないでしょうか。
久米至聖廟 (写真引用:ウィキペディア)
久米至聖廟とは沖縄県那覇市にある日本最南端の孔子廟です。
そして孔子の他にも四配(4人の高弟)(顔子、子思、曾子、孟子)の像も祀られています。
孔子は人としての生き方と社会の理想を説いた古代中国の哲学者で儒学の創始者です。
久米至聖廟は1674年建物が竣工しましたが、
その後第二次世界大戦で大成殿をはじめとするいくつかの建物が焼失してしまいました。
しかしながらその後いくつかの試練を乗り越え、
1975年1月に至聖廟落成式と復興後第1回の釋奠(せきてん)を行うことができました。
(釋奠=孔子とその門人を祀る祭儀)
毎年9月28日には孔子の釋奠を開催されています。
現在は、みんなが知っている
一度は必ず行く観光地ではありませんが、それなりの人には人気のある場所でもあります。
久米至聖廟は沖縄県庁などがある那覇市のほぼ中央にあります。
那覇空港から車(レンタカー・タクシー)ならば約15分の距離ですから、
沖縄についたらまず久米至聖廟へ行ってから、次に出かけるのが良いかも知れませんね。