琉球の歴史と独自性
古い歴史とともに独自性を持つ王国でしたが、今の私たちの記憶では第二次世界大戦で大きな被害を受けたこと、現在は素敵なリゾート地であることぐらいになってしまっています。
歴史的にはおおよそ12世紀から15世紀に農耕文化の発達し、各地に按司(あじ)と呼ばれる首長が台頭し始め覇を競いました。
1429年にようやく統一王国として成立し、初代琉球国王尚巴志王は首里城を王都とした第一尚氏王統の基礎を築いた後、1879年に日本政府によって首里城から国王尚泰を追放し沖縄件の設置が宣言されるまで続きました。
琉球はその地域性を活かし古くから日本本土や中国大陸との交流が盛んで、アジア貿易の中継点として重要な土地でした。
これらが独自性のある文化をはぐくんでいくこととなり、後の琉球文化の基礎となりました。
それらはまさに生活に根ざした、衣・食・住のあらゆるところに見られ、どちらかというと日本本土の人には
中国大陸の色を感じることの方が多いかもしれませんね。